外資コンサルタントのブログ

オックスフォード大学大学院を卒業後、外資コンサルに就職。気ままに更新中。

イギリス 学部留学

Bonjour, Mikiです :)

 

今日は、私がすでに経験したことのある学部留学について少しお話したいと思います!

学部留学を経験したからこそ、「英国の大学院に進学したい!」と思うようになったので、学部留学がどのようなものだったか、お話します!

 

私は2014年9月~2015年6月までイギリスのキール大学にて学部留学を経験しました。これが人生で初めての長期留学で、交換留学生としてキールに行かせてくれた京都外大に本当に感謝です。

 

キール大学は、イギリスの中心部に位置し、町が大学だったので、とても広かったです。。。

 

f:id:MikiAnn:20180731052217j:plainKeele University

 

京都外国語大学の派遣留学の制度を利用して留学したため、キール大学での授業料は無料、また、外大から50万円の奨学金が支給されて留学にいきました。

ちなみに、キールは物価が安く、寮の費用も9カ月で40万円かかりませんでした。確か35万円ぐらいかな?(安すぎてびっくりしました。。。)

 

 

 

 

学部留学について少しご説明いたします。

 

学部留学は何かというと、海外の大学にて現地の学生と同じようにビジネス、経済、心理学等、専門的な授業を受け、課題をこなし、試験を受けて単位を取得するといった留学です。

 

私がキール大学に留学した時は、交換留学生として様々な授業を受けることができたので、マーケティング、心理学、フランス語等の授業を履修したのですが、教室で一緒に受講していた学生はほとんどがイギリス人でした。(もちろん他にも留学生はいましたが。)

 

授業といっても、イギリスの大学での授業は講義だけではありません。セミナーもあります。

講義は皆様もご存じのとおり、大勢の学生が1つの教室で先生の話を聞いて、ノートを取ります。

セミナーの場合、1つの授業の人数が多くても15人ぐらいで、主にディスカッションを行います。

私もキール大学にてイギリス人の学生や他の国からの留学生達とセミナーを受けていました。

 

授業の宿題としては、毎週何百ページかのリーディングの宿題と、エッセイを書く宿題がありましたね。エッセイは、授業によっては毎週書かないといけなかったり、学期末に約2500語のエッセイを提出しないといけなかったり、色々でした。

 

学期末の試験は、だいたいが Essay Questions でした。

Essay Questionsとは、エッセイを書く試験です。(笑)そのままですね。(笑)

 

問題用紙に何についてのエッセイを書けばいいのか、指示があります。解答用紙は、真っ白なA4の紙が4~6ページぐらいありました。

もちろん、授業で習ったことについてのエッセイを書けばいいのですが、日本でこのような試験を受けたことがなかったので、最初は結構焦りました。(笑)

 

 

 

 

学部留学はこんな感じです!大変そうでしょ?

 

学部留学は語学留学と全く違います。語学留学では英語といった語学の習得を目的としているのに比べ、学部留学では英語で専門科目を勉強することを目的としています。

 

つまり、学部留学を考えている方は、留学に行く前に、日本で英語の運用能力を習得する必要があります。実際、学部留学にいくためには、IELTSやTOEFL iBTで一定以上のスコアを取得しないと留学にいけません。

 

これを聞いたら、多くの純日本人の方が語学留学の方がいいんじゃないかと思うかもしれませんが、語学の勉強は日本でもできます。そして、語学留学ではネイティブスピーカーと出会う機会が少ない、というデメリットがあります。

 

語学留学は英語を勉強したい人向けのプログラムですので、クラスメイトが日本人ばかりの可能性も十分ありますし、結局は自分で英語を話す努力や、自分で英語に触れる機会を作らないといけません。

 

日本にいても、海外ドラマを観たり、BBC radioを聞いたり、友人と英語で会話したり、英字新聞を読んだり、自分で英語の環境を作ることができます。

 

このような理由から、時間のある大学生は特に、日本でしっかりと英語の勉強をしてから、IELTSやTOEFL iBTでスコアを達成して学部留学を目指すほうがいいのではないかと個人的に思います。

事実、英語を話せる状態で留学を始めたほうが、友人を作りやすいし楽しいと思います。そして、学部留学を経験した方が、嫌でも英語力が伸びると思います。

 

もちろん、語学留学も良いとは思いますが、結局は留学先で自分がどれだけ努力、勉強するかで、留学後の英語力が変わってくると思います。

 

 

 

「イギリスで教育学を勉強したい!」「英語でビジネスを勉強したい!」

そういった方々は、日本でAcademic Englishをきちんと勉強してから学部留学にいきます。

 

 

 

 

 

以前に IELTS の勉強方法についての記事を何度か書いたことがありますが、まだ海外に行ったことがなかった頃に私が使った問題集を少し紹介しますね。

 

ちなみにキール大学に留学するまでに、(まだ留学経験がなく、大学一回生だった時)、IELTS 6.0を取得しました。

 

 

① 日本語で解説があり、全ての問題の形式を理解するのに便利だった参考書

(難易度:少し簡単)

 

 

 

 ② 単語の勉強に使った本(必須)

 

 

 

③ 少し難しめの問題集

(難易度:本番と同じぐらいだと思います)

 

 

 

④ ライティングの勉強に便利だった本(ライティング使えそうなフレーズがいっぱい載ってます)

 

 

 

⑤ リーディングの対策に使いました

(難易度:少し簡単)

 

 

 

⑥ 一番便利だったのはやはり公式問題集

 

 

 

こんな感じです!他にも色々な問題集を使いましたが、一部だけ載せてみました。

 

そういえば、このブログでまだTOEFL iBTついて全然話していないので、今度はTOEFL iBTについての記事を書きますね!

 

 

何か質問がありましたら、メールかコメントをどうぞ!

miki.ann.oxford@gmail.com

 

Miki