外資コンサルタントのブログ

オックスフォード大学大学院を卒業後、外資コンサルに就職。気ままに更新中。

イギリスの大学院に進学するメリットとデメリット – オックスフォード大学の卒業生が社会人になってから思うこと

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お久しぶりです!もう夏ですね、日本の夏は暑すぎて死にそうです。はは。

ということで、本日のタイトルは イギリスの大学院に進学するメリットとデメリット – オックスフォード大学の卒業生が社会人になってから思うこと』 です!

 

このタイトルの記事を書こうと思った理由は簡単です。私自身が、日本で学部生だった頃、(まだイギリスの大学院に出願する前だった時、)イギリスの大学院に進学するメリットとは何かについて悩んだ時期があったからです。特に、『500万円以上のお金を払ってまで、イギリスの大学院に進学する意味はあるのか?』ということをとても考えました。

 

結論から申しますと、意味はあります時間を巻き戻すことが仮にできたとしても、私は全く同じ人生の道を選びます。それぐらい、500万円以上お金を払ってまで、イギリスの大学院に進学する意味があったと思っています。

 

今年から社会人になり、よりそのように考えるようになりました。それゆえ、あくまでも私の個人的な意見となりますが、私の考える「イギリスの大学院に進学するメリットとデメリット」についてお話します!

 

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【メリット】

一言でまとめると、人生が変わる。

 

抽象的ですみません。(笑)いや、でも留学を通して『人生が変わる』というのは、結構ある話だと思います。なぜ人生が変わるのかという理由は、本当にたくさんあります。これから話すメリット/内容が、その理由です。

 

1) Networkingを通して世界観が変わる

イギリスの大学には、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカ、アジアなど、本当に世界中から優秀な人たちが留学にくるため、様々なバックグラウンドを持つ人たちとnetworkingができます。様々なバックグラウンドとは、文化の違いだけではありません。イギリスの大学院となると、既に社会人経験のある人も多いため、中には政府関係者や国際機関から派遣されてくる人たちもいます。あと、イギリスの大学となると、貴族も普通にいます。

このように、様々なバックグラウンドを持つ人たちと出会い、一緒にパブやパーティでお酒を飲みながら、政治、経済、歴史、ビジネス、また、ITなどについての話をするのはとてもおもしろいです。

 

2) 知的好奇心や論理的思考力が向上される

大学の授業や友人たちとのディスカッションを通して、今まで全く知らなかったことを聞いたり学んだりします。そのような生活を送っていくうちに、自然と知的好奇心が上がっていくと思います。少なくとも私の知的好奇心は上がりました。というか、周りの人たちの知的好奇心が高すぎて、自分もかなり影響を受けたのだと思います!

また、イギリスの大学院で学ぶことにより、論理的思考力が向上されます。嫌でもされると思います。第一に、イギリスの大学ではディスカッションの授業が多いです。このディスカッションにうまく参加するために、発言にはロジックとファクトが必要です。第二に、授業以外の私生活でもアカデミックなディスカッションが頻繁に行われます。(笑) ディスカッションは慣れてくると、脳トレみたいな感じで楽しいです。というか、考えることが好きな人からしたら、楽しくて仕方がないと思います。ディスカッション以外にも、イギリスの大学院では、多くのエッセイの課題(そしてもちろん、修士論文)の提出があります。これらの課題をこなしていくことで、論理的思考力が伸びていきます。

 

3) 統計の勉強もできる

統計の勉強ってなんの話?と思う人もいるかもしれませんが、大学院となると、研究を行います。その研究の中でデータを分析するとなると、統計の知識が必要になるため、イギリスの大学院では統計も学ぶことができます。(プログラムによっては、統計の授業が必須だったり、必須じゃなかったり、、、)

私のプログラムでは統計が必須だったので勉強しましたが、勉強しておいて本当に良かったと思っています。研究者になろうと、一般企業で働こうと、国際機関で働こうと、どこにいっても統計の知識は役立ちます。実際に、現在コンサルタントとして統計の知識を使うことがあります。就職活動の時も、統計の勉強をしていたことがアピールポイントになりました。

 

4) 普通に就職活動が有利になると思う

はい、では就職活動についてのお話です。イギリスの大学院は、基本的にどこもレベルが高いです。世界大学ランキングを確認してもわかると思いますが、トップ100にたくさんのイギリスの大学がランクインしています。そういったこともあり、就職活動のことはあまり心配ないと思います。むしろ、多くの企業が海外大卒のグローバル人材を欲しがっていると思います。

 

5) その他。。。

色々とメリットを列挙しましたが、他にも、「嫌でも英語のスピーキング力が上がる」、「イギリス英語が身につく」、「ハリーポッターのロケ地が普通に楽しい(笑)」、「ランチ替わりにアフタヌーンティーが楽しめる」などなど。。。

イギリスの大学院に進学するメリットはたくさんあると思います。

 

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【デメリット】

1) 学費が高い

やはり一番のデメリットは学費が高いことだと思います。トップの大学になるほど学費が高い印象です。支給奨学金をもらえる可能性はもちろんありますが、多くの人が私費留学です。なので、学部からストレートでイギリスの大学院に行かず、一度社会人として働いてお金を貯めてからイギリスの大学院に進学するという人たちもいます。

 

2) 1年のプログラムはかなりハード(そして短い)

イギリスの大学院は、1年で修了することができますが、それはメリットでもあり、デメリットでもあると思います。なぜならば、1年間でマスターを修了するために、かなりハードなプログラムになっているからです。課題が多いだけではなく、入学してすぐに修士論文を進めていかなければなりません。もちろん、「1年間大変だけれども、充実した生活を送れる」といった感じです。

 

 

 

以上、イギリスの大学院に進学するメリットとデメリットでした!

 

この記事を読んだだけでは、やはりまだピンとこない方、もっと話を聞きたいけれども周りに海外の大学院に進学したことのある人がいないという方は、メールやコメントで私に質問していただいて大丈夫です!

 

しかし、私はあくまでも留学経験者であり、海外の大学院に進学する情報をたくさん持っているわけではありません。海外の大学院留学を目指す方は、留学エージェントのプロのサポートを受けるのもいいと思います。例えば、海外留学EFさん。海外大学院留学に向けて、TOEFL/IELTSのスコア取得、プロの専属カウンセラーによるエッセイ指導等を提供されています。自力で全てを行うのが不安な方は、是非留学エージェントさんをご利用ください。

 

 

では、また更新します!

 

Miki